スウェーデン出産育児日記20
※2024年8月31日加筆・修正しました
こんにちは
前回の続き
育児レポートの第20回目
育児一年目振り返り編です
《私的育児の最大の難関》
新生児は
『授乳の時間以外は寝て過ごす』
と、どの育児書にも書いてありましたが
うちの子も新生児前半までは
そんな感じでした
ところが後半になると
ミルクを飲ませても
寝落ちしないことが増えてきました
寝ないならそのまま起こしてていいか
と言うとそれは大きな間違いで
赤ちゃんは眠り方が分からないので
親が寝かし付けなければいけないのです
寝かすのが遅いと
赤ちゃんは眠いのに寝れなくて
ぐずり始めます
これが始まってしまうと
寝かし付けが難航します
多くの新米ママパパが
最初に一番苦労するのがこの寝かし付け
といっても過言ではないですよね
産まれたその日から
高度な寝かし付けスキルが求めれるのですが
レベル0の状態からスタートするので
当然何度も失敗します
赤ちゃんがパパやママの腕の中で寝入っていても
ベッドに置くと背中スイッチが発動して
寝かし付けを一からやり直しする事3、4回…
と言うことが現実に起きるのです
私たち夫婦の場合は
腕の中で抱っこゆらゆらでは
寝かし付けられず
抱っこ紐で寝かすようになりました
抱っこ紐で抱っこしながら
部屋の中を歩き回って熟睡したなと思ったら
夜だけはなぜか着地さえ成功すれば
寝てくれました
昼間は何しても下ろすと秒で起きるので
寝ててほしい時間まで
ずっと抱っこ紐していました!
思い出すと本当に懐かしいです!!
生まれてからの1、2ヶ月間は
お昼寝や睡眠時間がバラバラだったのち
次第に午前午後2回ずつ
計4回のお昼寝サイクルが見えてきました
授乳かミルクで寝落ちしない場合は
前のお昼寝から2時間以内に
抱っこで寝かしつけるようにし
月齢が上がると
だんだん起きていられる時間が長くなり
お昼寝が3、4時間間隔に
お昼寝回数も3回から2回へ
抱っこでの寝かしつけではなく
背中トントンで寝てくれるようにもなり
お昼寝から7時間起きていても
夜通し寝するようにもなりました
夜のお世話はこの約一年を平均すると
我が家は『夜中2時に授乳/ミルク』でした
生後3ヶ月頃から夜通し寝する日が出てきては
夜間に一回ないし2、3回起きる期間を
繰り返す感じでした
そして0歳児時代は必ず30分で
泣いて起きていたお昼寝も
(※30分の壁と言うのを後に知りました)
一歳を過ぎるとついに1時間以上
さらに2〜3時間も
お昼寝するようになりました(感無量)
《育児は千差万別》
私は本やネットで
育児法を読み漁っていたんですが
育児法Aがあれば正反対のBもあるんです
『で、どっちが正しいの!?』
と毎回思っていましたが、
それぞれの家庭とその子に合った方法
であればいいんだなと思います
昼寝と就寝のベッドは別か一緒か
お昼寝は部屋を暗くするか明るくするか
無音か音をつけるか
抱っこで寝かしつけかトントンか
例をあげてたらきりがないほど
A論とB論がネットに溢れていますよね
育児と悩みを検索する毎日を過ごして
生後100日を迎えてやっと
育児に慣れてきたかな?と感じました
が!?
《睡眠退行とは!?》
やっと育児に慣れてきた生後3ヶ月頃
赤ちゃんも夜に長く寝てくれるようになり
これからもっとお世話が楽になるはず!
と思ったのもつかの間
以前にもお話しした
産後の睡眠障害に悩まされる前に
夜間に搾乳しないと
胸が張り痛くてとても寝ていられず
赤ちゃんが寝ているにも関わらず
搾乳する為に夜な夜な起きていました
生後3ヶ月頃は20時に寝かすと
日付が変わるまでは
絶対に泣いて起きることがなかったんです
なので、夜1時頃搾乳のために起きて
2、3時に赤ちゃんが泣いて起きたら授乳
またはミルクを飲ませていました
その後、胸の張りが治まり
夜間の搾乳が必要なくなったと思ったら
来ました!!
『生後4ヶ月の睡眠退行何それ!』
って感じでした
生後4ヶ月に入った頃に突如
夜20時に寝てから1、2時間後に
泣きだして起きるようになったのです!
私は睡眠退行という現象を知らなかったので
大変戸惑いました
4ヶ月頃になると脳が発達して
昼間の新しいたくさんの経験を
脳が寝ている間に整理するので
眠りが浅くなるレム睡眠のタイミングで
すでに脳が疲れているので
泣いて起きてしまうのだそうです
夜中に何度も起きる日々が3週間ほど続いた後
やっと睡眠退行が落ち着いたと思ったら
次に自分の睡眠障害に苦労するという・・・
ママって本当に休めないですね
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育児振り返り後編へ続きます
最後までお読みくださりありがとうございました
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