スウェーデン新型コロナウイルス感染者14人超え、感染リスクレベルを「非常に高い」へ
【感染者数は下記に不定期更新しています】
1月31日にスウェーデン国内で初の新型コロナウイルス(COVID−19)感染者が出てから、2月26日に2例目の感染者が確認されたのを皮切りに3月2日の現時点(15:30)で14人の感染者が報告されています。
スウェーデンの公衆衛生局(Folkhälsomyndigheten)は、スウェーデン国内における新型コロナウイルス流行のリスクレベルを「低」から「中」に引き上げました。
【追記:2020/3/10】
3月10日、感染者が300人を越え、新型コロナウイルス流行のリスクレベルは「中」から「非常に高い」に引き上げられました。
また、スウェーデン国民が新型コロナウイルスに感染するリスク(感染地域・国からの感染等)を「高い」から「非常に高い」へ引き上げると発表がありました。
スウェーデン国内においても感染者が出ている地域では、食料の買いだめをする市民が出始めています。
【追記:2020/4/18】
4月に入ってからもレストランは通常営業していますが、距離を取って食事するよう対策が施されています。(写真はスウェーデンのハンバーガー店“MAX”)
注文した品は店内で食事であっても、全て持ち帰り用で提供されています。トレイも使用されていません。
その他、レストランや衣料品などは時短営業をする店が多く見られ、スーパーなどは通常通り営業中です。
【追記:2020/5/4】
下記1枚目の写真は3月上旬に撮影したものです。
家の修繕・塗装で使う保護マスクが売り切れとなっていました。(撮影:Clasohlson)
3月下旬に撮影した下記写真は、体温計が完売(Tillfälligt slut)であることを知らせるカードがつけられていました。(撮影:Biltema)
一時は完売もしくは品薄だったトイレットペーパーや小麦粉、パスタ、イースト菌なども現在はほぼ以前通りに戻っています。
スーパーなどではレジに透明プラスチックの板やシートが設置され、床には距離を取って並ぶようステッカーが貼られています。
会計後の商品を詰め込む場所にも距離を保つよう、ほとんどのスーパーでパネルが設置されています。
複合商業施設も時短営業ですが、店舗によって開店時間が異なり、早く閉まるお店も多く見られます。
【追記:2020/7/21】
スーパーにマスクが販売されていました。除菌ジェルと同様、価格はかなりお高めです。
こちらは10枚入りで1500円程でした。〔撮影:Lidl〕
≪感染者が出ている地域はこちら【 3月2日 15:35 】≫
※12月20日 21:10更新(スウェーデン時間) 報告された感染者は36万7120人、死亡者は7993人となっています。
死者数(※12月20日)21県全て▽
▼ストックホルム 3064人[最初の2人については70代、高齢者と発表]
▼ヴェストラ・イェータランド県 1143人[最初の1人は85歳女性。]
▼セームランド県 298人
▼スコーネ県 584人
▼オステルヨートランド県 349人
▼ウプサラ県 341人
▼ダーラナ県 217人
▼ハランド県 126人
▼ヨンショーピング県 282人
▼ヴァームランド県 110人
▼ノールボッテン県 127人
▼カルマル県 96人
▼イェヴレボリ県 265人
▼ヴェストマンランド県 238人
▼オーレブロ県 206人
▼ヴェステルノールランド県 189人
▼ブレーキンゲ県 33人
▼クロノベリ県 169人
▼ヴェステルボッテン県 64人
▼イェムトランド県 70人
▼ゴットランド県 22人
となっています。
現在、スウェーデンではウイルス検査を必要最低限としており、実際の感染者数は不明です。
また、週末の感染者等の発表は翌週の報告に回る傾向があります。
※下記は10月20日頃までの感染者情報です。以下は追って加筆致します。県名の順序は感染者が報告された順となっています。
(カッコ内は3月に報道された最初の感染者情報です。)
◇ヨンショーピング県 5954人 (人口:約36万人)
〔中国滞在者・北イタリア滞在者+北イタリア滞在者の濃厚接触者〕
◇ヴェストラ・イェータランド県 2万1885人(人口:約173万人、第二都市ヨーテボリ)
〔(※発表時ヨーテボリ 17人、ボロース 1人)イタリア滞在者・イタリア滞在者の濃厚接触者2名・北イタリア滞在3名:うち1人はストックホルムからヨーテボリまで電車移動、+北イタリア滞在者の濃厚接触者2名・イラン滞在者 osv〕
◇ストックホルム県 2万9497人 (人口:約238万人、首都ストックホルム)
〔イラン滞在者2名・イラン滞在者の濃厚接触者3名+北イタリア滞在者9名・北イタリア滞在者の濃厚接触者2名 osv〕
◇ウプサラ県 5517人 (人口:約38万人、第四都市ウプサラ)
〔ドイツ滞在者・イラン滞在者〕
◇スコーネ県 7424人 (人口:約138万人、第三都市マルメ)
〔全て北イタリア滞在者:一人は学生寮居住のルンド大学学生、マルメ・ルンド・ヘルシンボリ・クリファンスダッド地域で感染者確認〕
◇ヴァームランド県 1438人 (人口:約28万人)
〔北イタリア滞在者〕
◇オーレブロ県 3752人 (人口:約30万人)
〔北イタリア滞在者〕
◇イェヴレボリ県 3590人 (人口:約29万人)
◇ハランド県 2980人 (人口:約33万人)
◇セームランド県 2700人 (人口:約30万人)
◇ノールボッテン県 1997人 (人口:約25万人)
◇ヴェステルボッテン県 1191人 (人口:約27万人)
◇オステルヨートランド県 4724人 (人口:約47万人)
◇ヴェステルノールランド県 2027人 (人口:約26万人)
◇カルマル県 1002人 (人口:約25万人)
◇クロノベリ県 1974人 (人口:約20万人)
◇ダーラナ県 2884人 (人口:約29万人)
◇ブレーキンゲ県 873人 (人口:約16万人)
◇ヴェストマンランド県 3441人 (人口:約26万人)
◇イェムトランド県 1555人 (人口:約13万人)
〔※発表時イェムトランド・ヘリエダーレン地方 1人〕
◇ゴットランド 375人 (人口:約6万人)
(Image by Clker-Free-Vector-Images from Pixabay)
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