Kultur

カルチャーショック&驚いた話*第2弾*

スウェーデンで受けたカルチャーチョック第2弾

こんにちは。

以前『【Kulturkrock11選】スウェーデンのびっくり&カルチャーショックな話』の記事で、スウェーデン生活で驚いた文化の違いの話をご紹介しましたが、思い起こせばまだまだあるなと思い、スウェーデンで受けたカルチャーショックの話やびっくりした話を思い出せるかぎりまとめてみたいと思います。

【一覧】

まずは筆者が文化の違いに非常に戸惑った話から!

1.着替えは男女一緒&公共の場でも着替える

スウェーデンは男女平等だからと言う訳でもないと思いますが、職場なんかで着替えが男女一緒で、なんの躊躇もなくお喋りしながら着替え始めます。

10代の子たちも男女一緒に着替えますし、おじさんが上がシャツ、下はパンツだけで周りをうろつかれたりもします。

20歳の娘さんとお父さんであっても普通に一緒に着替えしてるのを見て、「 私もここで着替えるのか!?」と最初は戸惑ってしまいました。下がパンツ姿は普通らしくてテレビでも普通に写してますね。

日本人は着替えが必要ならどこかトイレに行って着替えたりしますが、スウェーデン人は必要なら駐車場で着替え始めます。ここでも男女一緒です。これは「異文化だなー」と感じましたね。

もちろん市営プール、サウナなどの更衣室は男女分かれていますよ。性同一性障害の方のための更衣室も設置されています。

ちなみにショッピングモールトイレもに場所によっては分かれている所もありますが、男女共用のところも多いですね。

2.トイレのドアノブは鍵

スウェーデンのトイレには、ドアノブ自体が鍵になっているタイプがあります。

下記の写真のドアノブは、上にあげると鍵が閉まる仕組みになっています。下に下げるとドアは普通に開きます。

移民や近隣の国からの観光客も多いので、スウェーデンらしく4ヶ国語の表記がありますね。

赤文字の上からフランス語・ドイツ語・英語・スウェーデン語、緑文字は上から逆のスウェーデン語・英語・ドイツ語・フランス語で書かれています。

当然ですが中に入ってる時に、このドアノブを上に上げていないと外から開けられしまうのでご注意ください!

3.歯磨き後は水でゆすがない

スウェーデンでは、歯磨きの後は水で口の中をゆすぎません。

フッ素が入った歯磨き粉は水で簡単に流れてしまうので、歯磨きの後は泡だけを吐き出して終わりです。歯医者さんでもそのように指導されます。

最初は歯磨き粉の潜在成分が体に悪いのでは?と抵抗を感じますが、慣れると全く問題なくなりますよ。

筆者が通うスウェーデンの歯医者さんの指導では、歯を磨くのは朝食後と就寝前、昼食後はフッ素の入ったマウスウォッシュでOK!だそうです。小腹がすくたびにちょこっと食べするのは歯に良くないそうなので、食べるときは続けて食べる方が良いそうです。

4.ディズニーは小さい子供のもの!

日本人は、ディズニー大好きな人多いですよね!筆者もディズニーリゾート大好きです。

最近になってここスウェーデンでも、日本生まれのツムツム商品を見かけるようになりましたが、スウェーデンを始め欧米ではディズニーキャラクターは小さい子供のアイドルなので、ディズニーストアに行くと子供向け商品が多いですね。

日本は誰が行っても好きなものが買えますよね。スウェーデンでは、大人がディズニーの物やキャラ物を持ってるのを見ることはほぼないです。

5.夜はキャンドル、4本のロウソクはクリスマス

スウェーデンではキャンドルを日常的に使います。特に冬の間は地域によりますが夕方4時にもなると外は真っ暗なので、ランプもキャンドルも3時過ぎぐらいから灯り始めます。

上の写真の映画で豪華なご馳走と一緒に出てきそうなキャンドル立ては普段から使う物だそうです。筆者が「毎日使うと言うより特別なお祝いの日に使いそう」と言うとスウェーデンの方に「これはロマンティックなんだよ」と言われました。

そして、下の写真のような4本並びのキャンドルはクリスマスに飾るもので、筆者はこのタイプのシンプルなデザインのキャンドル立てを持っているのですが、筆者の感覚だとこちらの方が普段使いしやすいと感じたので、11月から使い始めたら「これはクリスマスのものだ」と言われてしまいました。

スウェーデンではこの4本並びのキャンドルを12月1週目に1本だけを火を付けます。2週目は2本と週が増えるとロウソクの数も増やしていきます。クリスマスの週には4本全て火を灯します。

6.一袋売りの菓子パンがない

日本に住んでいた頃はよく菓子パンを食べていた筆者。子どもの頃からアップルパイのパンやチーズ蒸しパンが大好きでした。

こちらではいろんな種類のパンが売ってあるんですが、日本の食パンより小さいので20枚切り30枚切入りのものが多いです。そのほかにショーケースに袋に入ってない状態で売られているパンもあり、その棚から丸パンや、デニッシュ系の菓子パン、マフィンなどの焼き菓子、ドーナツなどをトングで取って袋に自分で入れレジで会計します。

このパン工場から運ばれてくるパンが本当に美味しいです!バターをちょっと付けるだけで何枚でも食べれちゃいますよ!ほぼ焼き立てパンが食べられるのはとても良いんですが、菓子パン大好きな筆者は日本の菓子パンが恋しくなる時がまだありますね。

7.どんなに寒くても太陽が出てたら外に出る

夏はもちろん太陽が出て入れば3、4月のまだ肌寒い時期でも外に散歩に出るスウェーデン人。

筆者が室内に居たい時でも、太陽が出ていれば椅子を出して日向ぼっこしてます。風がなければまあまあ外に居れなくもないですが、筆者はまだ室内がいいですね。

日向ぼっこだけならまだしも、(肌寒いから)毛布かけてるのにアイスも食べ始めるスウェーデンの方には驚きましたね。

8.どんなに寒くても海に飛び込むスウェーデン人

あれは暑くも暖かくもない、どちらかと言う寒い9月ぐらいのことだったでしょうか。海に飛び込むだけを楽しむスウェーデン人の光景を目にしたことがあります。

子供も大人も年配の方も、寒すぎなければ飛び込み台のようなところから海にジャンプします。

筆者も一回だけ付き合いで冷たい海の中に飛び込みましたが、ただ浮いてるだけだと当然沈むので、沈まないようにひたすら足と手を動かすため結構運動量はありますが、それで身体が温まるほどではないので1分ほどで水から上がりました。

そんな中、スウェーデンの方々は何回も海にダイブしますし、ずっと冷たい海の中を漂っていて「皆さんお元気ですね」と思った日本人なのでした。

[参考記事:北欧スウェーデンで年中水着が必須なワケ

9.家の中の鼻かみ紙はキッチンペーパー

我が家ではキッチンペーパーをあまり使わないので置いてないんですが、親戚の家で見た光景にびっくり!したのが、キッチンペーパーで食事で汚れた子供のお口の周りを拭っていたことです。

パーティーではペーパーナプキンを各自用意してありますが、その時は軽い食事だったので、子供のお母さんがさも当然のように子供の汚れた口周りをキッチンペーパーで拭き取っていて驚きました。

日本ではお馴染みの箱ティッシュはスウェーデンでも売ってはいますが、一個売りでお高めなので、家のお父さんはキッチンペーパーで鼻もかんでましたね。

“紙”は用途がちょっと違っても“所詮は紙”なのかもしれませんね。もちろんスウェーデンにも形は違いますがポケットティッシュはありますよ。

10.窓は基本カーテンは閉めない&ランプ必須

スウェーデンでは夜でもカーテンはあまり閉めません。外から家の中は丸見えです。見ようと思えばですけど。

カーテンがあっても付けているだけで閉めないか、そもそもカーテンがないお家もあります。付いているブラインドも常に上にあげています。ブラインドを使う時といえば日差しが強い時だけですね。

スウェーデンのお宅では窓際にランプを置いて見せ窓にしているお家が多いです。

カーテンを閉めない理由を聞いてみたところ「家の中を見ようと思わないでしょ!」と言ってました。確かに見ようとして見ないと家の中なんて見えないものです。照明も暗めの間接照明が多いので、実はけっこう家の中は見えないし、家にいても外からの視線は全く気にならないです。

以上、スウェーデンに生活してみて受けたカルチャーショックな出来事や驚いた話をまとめてみました。いつもご愛読いただきありがとうございます!

Photo by Pixabay

Hej! och varmt välkommen till min blogg! Jag är från Japan och bor i Sverige. Just nu brinner jag för träning svenska språket och hälsa!

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