北欧スウェーデンで年中水着が必須なワケ
スウェーデンの有名なもの!
こんにちは、Usaです。
皆さんは北欧スウェーデンのイメージと言えば何を思い浮かべますか?
有名どころで言うと
雪国、北欧の大手家具店イケア、ノーベル賞、ジブリ映画『魔女の宅急便』のロケ地ストックホルム、世界一臭い缶シュールストレミング、ヴァイキング、アバ(ABBA)、H&M、VOLVO
と言ったところでしょうか。
中には“スウェーデンと言えばイケメン!”と言う方もいらっしゃいそうですね。
そしてもう一つ、スウェーデンの文化で忘れてはならないものが
“サウナ”
です。
テレビ番組で北欧が特集になるときは、決まってサウナが特集されますよね。
世界には至る国でサウナ文化というものがありますが、スウェーデンでもこの寒い冬の時期は、サウナへ足を運びます。
“サウナ”はフィンランド語!ではスウェーデン語では?
サウナと言う言葉はお隣の国フィンランド語から来ています。
“蒸し風呂”
と言う意味があるそうです。(※ちなみにフィンランド、フィンランド語はフィンランド語で“Suomi(スオミ)”と言います。)
そして、サウナはスウェーデン語で
『Bastu(バストゥ)』
と言います。
サウナでも通じますが、公共施設のサウナにはスウェーデン語の“Bastu”または“Bastubad(サウナ風呂)”などと書かれている場合が多いので、単語を覚えておくと良いかもしれません。
夏の間は市営プールなどに付属しているサウナにも行きますが、真冬の時期にサウナに行くならば
“海”
です。
スウェーデンには海岸のそばや湖にサウナ施設があり、サウナで十分身体が温まったところで、ご存知の通り
真冬の冷たい海や湖へ飛び込みむのがお決まり
です。
そのため水着を着用してサウナに入ります。
市民プールに付属している男女別のサウナに入る場合は、身体にタオルだけ巻いて入りますが、公共のサウナ施設だと男女兼用なので、水着を着てサウナで体を温めます。
その後、海に飛び込むので冬でも水着が必要と言うわけです。
フィンランド式サウナとスウェーデン式サウナ
フィンランドには人口約550万人に対し、300万個近くのサウナ風呂があるんだそうです。それだけ生活に密接な憩いの場なんでしょうね。
フィンランドでもスウェーデンでもサウナで温まったあとは海に飛び込みますが、違う点もあります。
サウナ特集のテレビ番組なんかで上記写真の葉っぱの束を見たことがある方も多いのでは?
この束は白樺の枝で出来ていて、フィンランド語で“Vihta(ヴィヒタ)”または“Vasta(ヴァスタ:フィンランド東部の言葉)”、スウェーデン語では“Bastukvast(バストゥクヴァスト)”また“Basturuska(バストゥルスカ)”と呼ばれるものだそうです。
テレビ番組でこのヴィヒタを使って背中などを叩くのを見たことありますよね?
このヴィヒタで叩くのがフィンランド式サウナなんだそうです。叩くことでマッサージ効果を得られるんだとか。
ここスウェーデンのサウナでは見かけたことはないですが、販売はされています。ただし用途は火消し用だそうです。
とにかく海が好きなスウェーデン人
スウェーデンの家はバスタブがない家も多く、夏も冬も基本はシャワーだけを浴びます。古いアパートで改装していなければ確実にバスタブはありません。
一軒家やリフォーム済みのアパートにはバスタブがあるお家もあり、お風呂に入ることもありますが、浸かるためと言うよりはシャワーの水を受ける桶に近いですね。
そのため
海水浴はスウェーデン人にとってお風呂のようなもの
なのだそうです。
夏の暑い日にはビーチに人がどっと押し寄せます。
筆者はその光景を見るまでスウェーデンでビーチと言うイメージはありませんでした。
また昨年(2018年)の夏は30度越えする暑い夏が続いたので、毎日のように海へ行きました。だた暑いけれど、海の水は冷たいのがスウェーデンの海です。
夏が終わっても、秋ぐらいならなぜか海に飛び込むのを楽しむスウェーデンの方もいます。
筆者も寒い中一回だけ飛び込まされました。
大袈裟に言っているのではなく、季節関係なく水着を着る機会があるスウェーデンの生活なのでした。
いかがでしたか。
年中水着が必要な意外なスウェーデン生活のお話をお届けしました!
自宅にサウナがある家庭も多いスウェーデンの生活。スウェーデン移住をお考えの方、水着は必要不可欠ですよ!
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