8歳の少女が1300年前の剣を発見
昨年の記録的な猛暑の夏、多くのスウェーデン国民は水辺で過ごしていたことだろう。
8歳の少女もその中の一人だった。湖で水遊びをしていた少女は水底に突き刺さっていた木の枝のような物を発見した。
しかし枝と思った物には持ち手のような物が付いていたのだ。少女は枝のようなものを引き抜いて父の元へ持って行った。実は枝と思ったそれは『古びた剣』だったのだった。
分析の専門家の元に持ち込まれた『古びた剣』は当初、西暦1000年頃のバイキング時代( AD793-1066 )の剣と見られていた。
専門家チームは放射能性炭素年代測定を用い、年代を割り出したところバイキング時代より前の650〜770年代( Vendel Period AD550-790 )の物と判明。
現在、剣は国立考古学研究所に所蔵されている。剣を発見した8歳の少女は15000クローナ、約18万円(※2019年1月のレートで換算)を手にした。
Photo by Jönköpings Läns Museum