スーツとワンピースで迎えるスウェーデンの年越し
※2019年8月29日加筆・修正しました。
海外・スウェーデンの年越しは派手!
こんにちは、Usaです。
スウェーデンの新年の迎え方の醍醐味と言えば、何と言っても“打ち上げ花火”です✧٩(ˊωˋ*)و✧
夏には太陽が沈まない白夜、冬は日照時間が非常に短い極夜がある国として有名なスウェーデンですが、実はそれらが起こるのは北極圏に近い北スウェーデンの地域だけだったりします。
今回は、そんな陽が出ている時間が短い冬のスウェーデンと年越しについて、少しですがご紹介していきます!
まずは、スウェーデンの冬について。
学校が終わる頃には真っ暗
スウェーデンの冬は、北部の地域では日照時間がほぼ無いに等しく、スウェーデンを南下していくにつれ、日が昇っている時間も増えていきます。
南スウェーデンでは約7時間ほど日照時間があるので結構な差がありますね。
地域によりますが、朝は8、9時まで外は真っ暗でだんだんと明るくなっていきます。明るくなったと思ったら、すぐ夕方になり極夜がある地域を除いて午後3時、4時ぐらいには夜になって行くのがスウェーデンの冬です。
冬は子供達は真っ暗の中通学し、帰る頃には夜になっています。
そして大晦日12月31日は、午後3時ぐらいの日暮れと共に打ち上げ花火の音が鳴り響き始めます。
その花火の音が外から聞こえてくると
『いよいよ年越しが近づいてきた!』
と気分も盛り上がってくるのです。
スウェーデンの年越しはどう過ごすのか、筆者が2018-2019年の年越しをどのように迎えたかご紹介します\\\\٩( ‘ω’ )’ω’ )و ////
正装で頂く年越しディナー
( 出典:Pixabay )
スウェーデンの年越しは、クリスマスイブの夜のように家族・親戚みんながひとつの家に揃って過ごすと言うのは一般的ではないようです。
子供がいる家庭は家族だけで、子供がいない人は恋人や友達と一緒に過ごすのが一般的で、今回筆者は友人と友人の恋人、子供達を含め総勢12人で年越しをしました。
当日、ホストになってくれた友人宅に午後6時に集まり、みんなで一緒に料理をし、ディナーを頂きました。
その際は正装で、男性はネクタイや蝶ネクタイを締め、ジャケットを羽織り、女性もおしゃれ着を着てお食事をします。
料理するときは普段着だった友人も席に着く前には着替えて、ジャケットを羽織っていました。
ディナーの後はお互い会話を楽しみ、デザートも頂いて年越しのその瞬間を待ちます。
その日はおしゃべりもしながら年越しまで時間もあったので、スウェーデンらしくボードゲームもしました。スウェーデンでは、だいたいどの家庭でも数種類ボードゲームを持っています。
そして年越し10分前になり、お祝いのシャンペンとグラスと持って全員外に出ます。
外は午後3時から始まっている打ち上げ花火の音でお祝いムードで、すでに騒がしいので誰もカウントダウンを気にしないようでした。
時計を見ていた誰かが
『Gott nytt år! (Happy new year!)』
と言って乾杯しました。
そして花火も十分堪能したところで室内に戻り、ボートゲームの続きをしたりして新年をお祝いしました。
スウェーデンでは12月1日から1月13日までクリスマス期間なのでクリスマスツリーが飾られているちょっと不思議な正月を過ごすことができます。
以上、スウェーデンでの年越しの一例のご紹介でした。
最後までお読みくださりありがとうございます٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪
Photo by Anna-Louise